臨石鼓文軸 呉昌碩

東京国立博物館に行ったら気に入った作品があったので載せます。
東洋館4階 8室
 「呉昌碩とその時代―苦鉄没後90年―」

展示期~ 2018/3/4

呉昌碩(ごしょうせき、1844~1927)清時代の末期から民国の初期にかけて、書・画・印に妙腕をふるった人。清代最後の文人といわれた。

こちらは82歳の時の作品。解説によると「これぞ呉昌碩ワールドというべき臨石鼓文の代表作。」


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こちらは74歳の時の作品。解説によると「この作は、字形は引き締まり、縦長を意識しながら、かつての荒々しさが消え、より洗練度を増した瀟洒な趣が前面に溢れて」いるらしい。
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呉昌碩の展示は台東区立書道博物館と朝倉彫塑館との3館のスペシャル企画になっています。

他の2館にも行きましたが、朝倉彫塑館には呉昌碩の作品はほとんどなかったです。ただここは個人宅を改装したところで、古き良き日本家屋・庭園があり、雰囲気がすごく良いところでした。









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# by espiegle8poseidon | 2018-02-14 22:58 | 博物館・美術館 | Comments(0)

昼の部


途中から



春風亭 一朝   天災


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1


1


夜の部


柳亭 市若    金明竹


古今亭 志ん松  真田小僧


柳家 小せん   一つ目上がり


ホンキートンク 漫才


古今亭 志ん好  万病円 


初音家 左橋   くしゃみ講釈


アサダ二世   奇術


古今亭 志ん橋  看板のピン


金原亭 伯楽   漫談(志ん生のことなど)


仲入り


古今亭 志ん五  粗忽長屋


入船亭 扇遊   浮世床・夢


柳家 小菊    俗曲


古今亭 志ん陽  火焔太鼓


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昼の部の途中から入ったら凄い混みよう。それまで歩いていた体の熱と室内の熱気でものすごく暑かった。夜の部は良い具合で空き温度も快適に。




柳亭 市若   金明竹


初めて聴く前座さん。声はよく出ているんだけど、言い立て以外のところでも舌が回っていないのかセリフが不明瞭になるところが。がんばれ



古今亭 志ん松  真田小僧


前聞いたのが三年くらい前で、その時あんまり良い印象がなかったから今回もあまり期待してなかったら、すごく良くなっていてびっくりした。



古今亭 志ん好  万病円


この噺聞くの三回目なんだけど全部志ん好さん。噺の内容忘れてたから途中まで初めて聴く噺だと思ってたけど、病気の数字を足していくところで、「あっ、前に聴いたことある」って思いだした。



金原亭 伯楽   漫談(志ん生のことなど)


志ん生・文楽の思い出など。古道具屋で買った掛け軸の文字が「今川焼」だったって話、落語の中でよく聞くけど(現に今日この後に志ん陽さんが『火焔太鼓』の中でもやっていた)、実際に志ん生がその掛け軸を買ったときに伯楽さんがその場にいたというのは本当なのだろうか。



古今亭 志ん五  粗忽長屋


志ん八さんから志ん五さんに名前が変わってからは初。新作のイメージが強いけど今日は古典。個人的に好きな噺。面白かった。



柳家 小菊    俗曲


都々逸と三味線が色っぽいな。



古今亭 志ん陽  火焔太鼓


志ん陽さんは今までそんなに聴く機会なかったけど、聴いたやつは全部面白かった印象がある。今日も最高に面白かった。この噺が個人的に好きな噺ってのもあるけど。終わった後は踊り「なすかぼ」。なんか可愛かった。


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# by espiegle8poseidon | 2018-02-09 22:32 | 落語 | Comments(0)

杜甫「春帰」

苔径臨江竹  
茅簷覆地花  
別来頻甲子  
帰到忽春華  
倚杖看孤石   
傾壷就浅沙  
遠鴎浮水静  
軽燕受風斜  
世路雖多梗  
吾生亦有涯  
此身醒復酔  
乗興即為家 


苔径 江に臨む竹
茅簷 地を覆う花
別来 頻りに甲子
帰り到れば 忽ち春華
杖に倚りて 孤石を看 
壷を傾けて 浅沙に就く
遠鴎は 水に浮かんで静かに
軽燕は 風を受けて斜めなり
世路 梗(ふさが)るること多しと雖も
吾が生も 亦た涯り有り
此の身 醒めて復た酔う
興に乗じて 即ち家と為さん



苔むした小径に、竹が川沿いに臨み
茅葺きの家には、一面の花が咲く
ここを離れて以来、しきりに月日が過ぎ
帰ってくれば、もはやあたりは春景色
杖を頼りに庭石をながめ
河辺の砂地に酒を汲む
遠くに見えるカモメは静かに水に浮かび
軽々と舞うツバメは風に吹かれて斜めに飛ぶ
人生行路に行き詰まりはつきもの
我が人生も有限、やがては死ぬ身
そうならば、酔い覚めてまた酔うのも人生
興が湧いて気さえ済めば、その地を住処としよう



今日は立春ということで春の詩を一つ。
「春帰」とは通常は一年が経過して再び春が帰ってくることを言うが、ここでは作者の杜甫が暫くぶりに成都の浣花草堂に帰ってきたという意味も持たせているよう。







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# by espiegle8poseidon | 2018-02-04 18:11 | 漢詩 | Comments(0)
18:15開場 18:45開演

立川だん子  真田小僧
立川志らべ  野ざらし
立川志の彦  元犬
立川雲水   池田の猪買い
立川談吉   強情灸
立川龍志   文七元結




立川だん子  真田小僧
久々に聴く前座さん。以前の時は初高座から間もない頃でまだ話し方がたどたどしかったので、今日のはまだまだとはいえ随分成長したなと思った。

立川志らべ  野ざらし
初めて聴く人。軽快で明るいリズムが心地よかった。

立川志の彦  元犬
初めて聴く人。弟弟子の志の麿さんの入門の経緯についてのマクラ。
本編では「チンチン」の時の手を頭の後ろで組んで腰を振る動作がセクシー。

立川雲水   池田の猪買い
久々に拝見したらまず毛があるのにびっくりした。ということは今までは剃ってたってことか。

立川談吉   強情灸
談吉さんの語り口っていいなあと再認識。

立川龍志   文七元結
この噺、生で聴くの初。いやあ良かった。人物が全員生き生きしてる。泣いて笑える噺で大満足。



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# by espiegle8poseidon | 2018-01-15 22:51 | 落語 | Comments(0)

夜の部


三遊亭 歌之介  B型人間

仲入り

橘家 蔵之助   猫と電車

笑組        漫才

柳家 小袁治   紀州

春風亭 一朝   看板のピン

鏡味 仙三郎社中 太神楽

むかし家 今松  らくだ

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橘家 蔵之助   猫と電車

初めて聴く噺。珍しい噺らしい。誰が作ったって言ってたかな。時代的には猫と金魚と同じくらいで、どちらも初代柳家権太楼が得意としていたよう。猫を譲りうけた男が電車に乗ろうとするも、動物の持ち込みが禁じられているため必死に隠す。面白いから他の人もやってほしいなあ。

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鏡味 仙三郎社中 太神楽

仙三郎さん、仙志郎さん、仙成さん。

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むかし家 今松  らくだ

焼き場まで。派手さはないんだけど何か面白い。酒を飲む前の屑屋が悲惨すぎないし、らくだの兄弟分の男が横暴すぎない、でも立場が逆転したときは面白い。この噺で終わったあと何かほっこりするなんて不思議な感覚。

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生で落語を聴いて、楽しい余韻に浸りながら家路に付けるなんて何とも贅沢な時間だ。


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# by espiegle8poseidon | 2017-12-22 23:07 | 落語 | Comments(0)

高橋玉蕉「紙帳」

四辺壁立障霜風
燈火明時気自融
一枕夢醒天未曙
只疑身在白雲中

四辺 壁立して 霜風を障(ふせ)ぎ
燈火 明るむ時 気 自から融(と)く
一枕 夢醒めて 天 未だ曙(あ)けず
只だ疑う 身の白雲の中(うち)に在るかと

まわりに紙帳を壁のように吊って、凍てつく冬の風を防ぎ
ともしびを明るくともすと、紙帳の中は自然と暖かくなっている
ひと眠りして、夢から覚め、まだ夜明けにならないのに
うすぼんやりとした紙帳、まるで白い雲の中にいるかのように思われてしまう


高橋玉蕉は江戸時代後期の人。仙台出身で江戸で学塾を開いた女性の儒者。著作に「玉蕉百絶」がある。





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# by espiegle8poseidon | 2017-11-26 12:24 | 漢詩
霜草悴百草
時菊独姸華
物性有如此
寒暑其奈何

掇英泛濁

日入会田家
尽酔茅簷下
一生豈在多



霜草 百草  悴み
時に菊 独り姸華(けんか)たり
物性 此くの如く有り
寒暑 其れ奈何せん

英(はなぶさ)を掇り 濁醪(だくろう)を泛(うか)べ

日は入りて 田家に会(かい)す
尽(ことごと)く酔う 簷(ぼうえん)の下(もと)
一生 豈に多きに在らんや




霜や露が多くの草花を萎ませるなか
菊の花だけが艶やかさを誇っている
自然の営みは、このようであり
季節や時間の移ろいは、どうしようもない
菊の花を摘んで濁り酒に浮かべ
日が沈んでは農家に寄り集う
粗末な農家で、皆が酒に酔い
人の一生は、この幸せだけで十分だ





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# by espiegle8poseidon | 2017-10-29 12:53 | 漢詩 | Comments(0)

四周年!

今日でブログも四周年。

最低月一回の更新を目指して何とか継続中。

今後もよろしくお願いします。

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# by espiegle8poseidon | 2017-09-09 18:52 | Comments(0)

双龍図 狩野山雪

東京国立博物館に行ったら気に入った絵があったので載せます。
本館 8室 「書画の展開―安土桃山~江戸」
双龍図 2幅 狩野山雪筆 江戸時代・17世紀


展示期~2017/9/18



降龍と昇龍が対峙する迫力ある作品。かっこいいな、
山雪は狩野山楽を継ぐ京狩野第二代。





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# by espiegle8poseidon | 2017-08-19 23:03 | 博物館・美術館 | Comments(0)
開場13:00 開演13:30 終演15:00 木戸1000円

田辺 銀冶   昭和歌謡講談 上を向いて歩こう
神田 すず   西遊記 偽芭蕉扇
宝井 琴柑   大高源吾 両国橋の出会い


田辺 銀冶   昭和歌謡講談 上を向いて歩こう
中村八大を中心にその生い立ち、坂本九・永六輔との出会い、「上を向いて歩こう」を作ってヒットするまで。

神田 すず   西遊記 偽芭蕉扇
火焔山の炎を消すために孫悟空が鉄扇公主こと羅刹女に芭蕉扇を借りに行く。

宝井 琴柑   大高源吾 両国橋の出会い
「夏は怪談、冬は義士」って言うから怪談やるのかと思ったら赤穂義士の噺。






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# by espiegle8poseidon | 2017-08-18 23:42 | 講談 | Comments(0)

自分が聴いた落語の感想など


by espiegle8poseidon